【2020年】格安SIM・格安スマホのメリット・デメリットは?災害時にはどうなの?
「格安SIM・格安スマホのメリット・デメリットを知りたい!」「災害時に格安SIM・格安スマホは使えるの?」
現在の大手携帯会社から格安SIMに乗り換えて、月々の携帯料金を安くする事に興味がある方は多いかとおもいます。
しかし、格安SIMは何故安いと言われるのか、安いカラクリやデメリットが解らない限りなかなか手が出ませんよね。
そこで今回は格安SIMを実際に使用しメリット・デメリットを実感している筆者が、以下の事について解説していきたいと思います。
- 格安SIMのメリット
- 格安SIMのデメリット
- 格安SIMが向いているのはこんな人!
- おすすめの格安SIM・格安スマホランキング
このページを読めば、格安SIMのメリット・デメリットを理解でき自分に格安が合っているのか判断することができます。
格安SIM・格安スマホのデメリット・欠点
まずは格安SIMのデメリットから見ていきたいと思います。
通信速度が不安定なことが多い
格安SIMの最大のデメリットは通信速度が不安定な事です。
もし、あなたが現在大手携帯会社(docomo、ソフトバンク、au)と契約をしていて、そこから格安SIMに乗り換えるのであれば、通信速度の不安定さを感じることもあるでしょう。
実際に使ってみると、会社によってはみんなが携帯を使う時間帯に通信速度が遅いと感じることもあります。
しかし全ての格安SIMの通信速度が遅い訳ではなく、通信速度の速い格安SIM会社を選べば通信速度に悩まされることはありません。
例えば「UQモバイル」や「Y!mobile」「meneo」などは通信速度の速い格安SIM会社になりますので、現在の携帯との通信速度の差を大きく感じることはないでしょう。
特にUQモバイルは、通信速度が群を抜いて早く月額料金も安いため非常に評判の良い格安SIM・格安スマホになっています。
通信速度が不安定なことが気になる方は、UQモバイルに申し込みましょう!
購入端末が限られる
2つ目のデメリットは購入端末が限られる事です。
現在すでに格安SIMフリースマホを使っているのであれば、新たに端末を購入する必要はありません。
しかし、機種によっては格安SIMに対応していない場合があります。
さらに端末とSIMカードの相性等、携帯や機械に詳しくない人には少々難しい事も出てきます。
まずは乗り換えを検討している格安SIMの会社で現在使用している携帯電話が使えるかどうかを確認してみた方が良いでしょう。
通話料金が高い
3つ目のデメリットは通話料金の高さです。
大手携帯会社ですと、同じ携帯会社間で通話をすると無料だったりプランによっては通話し放題プランも存在しますので通話料を気にする方は少ないかと思います。
しかし、格安SIMは会社によりますが、基本的に30秒ごとに20円の通話料金が発生してしまいます。
その為、長時間電話をする方はかえって携帯料金が高くなってしまう可能性があります。
ただ最近では通話・チャットのできるスマホアプリのLINEで無料通話も出来るようになりましたので、LINEを上手く使いこなせれば通話料金の高さのデメリットは気にならないでしょう。
通信速度が速い格安SIM・格安スマホの中で月額料金が特に安いのはUQモバイルです!
今と同じように快適にスマホが使え、なおかつ月額料金を抑えたいという人はUQモバイルに申し込んでみてください!
LINEのID検索が使えない
4つ目のデメリットは先ほど上でもご紹介した通話・チャット携帯アプリLINEのID検索が使えない事です。
LINEには個々にユーザーIDがあり、そのIDを相手に教えることによって簡単にLINEの友達リストに友達を追加することが出来る大変便利な機能です。
普段ID検索を使い友達追加をしている人は不便と感じるかもしれませんが、携帯を左右に振って友達追加する「ふるふる」やQRコードを撮影して友達を追加する等、友達を追加する方法は他にもあります。
またLINE社の運営する格安SIM会社「LINEモバイル」と契約すれば格安SIM携帯であってもID検索をすることが可能です。
そのため、LINEのID検索を使えないと困るという人は、LINEモバイルに申し込むのがおすすめです!
初期設定を自分でやらなければならない
5つ目のデメリットは初期設定(APN設定)を自分でやらなければならない点です。
APN設定とはLTE・3G等の通信回線を使ってインターネット接続をするための接続先のことです。通信の為に必要な設定になります。
説明書も付属しているので、2~3分で初期設定自体は完了しますが、このAPN設定はWi-Fiのある環境で行う必要がありますので、ご自宅にWi-Fiがない方はお近くの喫茶店やネットカフェなどWi-Fiを使える環境に行く必要があります。
格安SIM・格安スマホのメリット
続いて格安SIMのメリットについてです。
災害時でもきちんと使える
格安SIMは大手携帯会社と同じ回線を借りている為、大手携帯会社と同じく回線を使うことが出来ます。
ですので、格安SIMだからと言って大手携帯会社の携帯より早く通信制限がかかるという事はありません。
しかし、災害時に緊急通信を優先させ大手携帯会社の通信に制限がかかった場合は、大手携帯会社の形態も格安SIM携帯も等しく通信制限がかかってしまいます。
万が一、災害時に通信制限がかかってしまった場合には通信速度の速いUQモバイル等の格安SIM会社の方が有利になりますので災害時に備えたい方にはUQモバイルがおすすめです。
月額料金が本当に安い
2つ目のメリットは料金の安さです。
格安SIMの最大のメリットは料金の安さと言っても過言ではないでしょう。
どのくらい安いのかと言いますと、大手携帯会社で携帯を契約している人の携帯料金は平均で7~8千円と言われています。どんなに安いプランで契約しても5千円を下回ることはなかなかないでしょう。
しかし、一方で格安SIM携帯の平均の携帯料金は2~2千500円ほどと言われており、月額で約5千円年間で6万円の携帯料金の節約が可能となるのです。
なぜ、ここまでの低価格が実現できるのかと言うと格安SIM会社は大手携帯会社から通信設備をキャリアレンタルしているからです。
大手携帯会社は独自の通信設備をそれぞれ所有しており全国の回線を維持・カバーしようと思うと莫大な金額を要します。
その為、大手携帯会社の月額料金は当然高くなってしまうのです。
しかし、格安SIM会社は自社で通信設備を持たずレンタルしているため低価格で提供できるという訳です。
さらに、大手携帯会社のように店舗を全国展開せず減らすことで人件費やテナントにかかる費用を削減しているのです。
ですが、ここで気を付けたいのが、安さばかりを優先して格安SIM会社を選んでしまうと通信速度が落ちてしまう事です。
通信速度の速さも金額の安さも譲りたくない方にはUQモバイルがおすすめですよ。
料金形態がシンプルでわかりやすい
3つ目のメリットは料金形態のわかりやすさです。
大手携帯会社には、「夜何時以降に電話するならこのプラン」「アプリをしたりゲームをするならこのプラン」など様々なプランがありますよね。
個々にあったプランを選べる便利な料金形態に思いますが、その反面機械に強くないに人は複雑で何を選べば良いのか解りにくい料金形態です。
しかし、格安SIMのプランは基本的に考えるべき点は2点のみです。
- 音声通話SIMにするか、データ専用SIMにするか
- GB数はどのくらいにするか
この2点です。
音声通話SIMとは電話番号があり通話ができるSIM携帯、データ専用SIMとは電話番号がなく通話ができないSIM携帯の事です。
この2つから選び、後は使うデータ数を考えGB数を決定するのみになります。
契約後に解約しやすい
大手携帯会社には大抵2年縛りがあり、契約してから2年以内に解約すると多額の違約金が発生してしまいます。
しかし、格安SIMにはこの2年縛りがなく(一部音声プランには最低利用期間が設けられている場合もあります)違約金が発生せず、いつ解約しても良いことが多いです。
短期解約違約金に囚われずに格安SIM会社を選びたい方には2019年10月から解約金制度を撤廃した格安SIM会社の「mineo」がおすすめです。
格安SIMの会社ごとに独自のサービスがある
格安SIM会社には会社毎に独自のサービスがあります。
主要な格安SIM会社のサービスをまとめてみましたので、ご覧ください。
格安SIM会社ごとのサービスについて | |
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格安SIM会社 | サービス内容 |
UQモバイル | 通信速度が速く、最新携帯機種の購入金額が安くなる |
BIGLOBEモバイル | YoutubeやU-NEXTなどがカウントフリーで使い放題 |
IIJmio | ファミリーシェアプランがあり家族で加入すると更に月額料金が安くなる |
LINEモバイル | LINEのID検索機能を使うことの出来る唯一の格安SIM会社 |
mineo | パケットシェア等のデータ通信に関するサービス内容が豊富 |
nuroモバイル | データ容量を前借りすることができる |
OCNモバイルONE | 料金プランが月額のみでなく日額プランもある |
楽天モバイル | 速度制限がかかってしまっても1Mbpsの通信速度がでる。楽天スーパーポイント貯めることができる |
格安SIM会社では大手携帯会社にはない様々なサービスがありますので、あなたにあったサービスを提供している格安SIM会社を探してみましょう。
今のスマホをそのまま使えることがある
今使っているスマートフォンがご希望の格安SIM会社に対応している場合、移行の手続きなど行う必要なくそのままSIMカードを差し替えて利用することが出来ます。
携帯はそのままなので、電話帳を移し替えたりアプリを取り直す手間を省くことが出来ます。
今までは格安SIM会社ではiPhoneを使用できないという事がデメリットとして挙げられていましたが、現在では多くの格安SIM会社でiPhoneを使用することが出来ます。
データ通信専用SIMにすれば極限まで費用を抑えられる
データ通信専用SIMとは、電話番号がなく通話のできない格安SIM携帯の事です。
月額1.000円以下で契約できる会社も多く、通話よりもデータ通信がメインの方には大変おすすめしたい格安SIM携帯です。
格安sim・格安スマホのメリット・デメリットを見た上でおすすめな人は?
とにかく携帯料金を安くしたい人
繰り返しますが、格安SIM携帯最大のメリットは携帯料金の安さです。
格安SIM携帯に乗り換えるだけで年間5~6万円の節約、データ専用SIMにすれば更に安くなりますので、とにかく携帯料金を安くしたい人には格安SIMに乗り換えた方が良いでしょう。
しかし、月々の携帯料金が安くなっても通信速度が遅くなってしまっては意味がありません。
金額も通信速度も譲れない方にはUQモバイルがおすすめです。
通話をあまりしない人
Y!mobileのように10分通話料無料プランのある格安SIM会社もありますが、基本的には格安SIM携帯には大手携帯会社の様ないわゆる「かけ放題プラン」がありません。
30秒ごとに20円の通話料がかかってしまいますので、それが気にならない通話をあまりしない方におすすめです。
大手携帯会社のかけ放題プランのようなプランが欲しい方にはUQモバイルがおすすめです。UQモバイルは1回10分以内の国内通話かけ放題のプランなどの通話オプションが無駄なく選べるシステムになっています。
更に通信速度も速くリーズナブルが価格が魅力的ですよ。
メリット・デメリットを考えた上での格安sim・格安スマホおすすめランキングを比較
1位:UQ mobile
おすすめ度 | ![]() |
月額料金 | データ専用 980円/月 |
通信速度 | S |
機種の豊富さ | S |
あなたが、格安SIM携帯に乗り換えるタイミングで携帯も新しく買い換えたいのであればUQモバイルをおすすめします。
最新の機種もUQモバイルで契約すると100円から購入することが出来ます。
更に2019年度の格安SIMサービス顧客満足度調査と格安スマートフォンサービス顧客満足度調査で、どちらも第一位に輝いた非常に満足度が高い安心して使える格安SIM会社です。
携帯を新しくしたくて、安く通信速度を気にせず格安SIMを使いたい人におすすめです!
2位:Y!mobile
おすすめ度 | ![]() |
月額料金 | 1.480円/月 |
通信速度 | S |
機種の豊富さ | A |
Y!mobileには他の格安SIM会社にはない「10分通話料無料」のシステムが標準であります。
回数制限はなく、国内通話10分以内でしたら完全に無料です。
更に家族で加入すると更に安くなりますので、家族で加入して通話も楽しみたい人にはY!mobileがおすすめです。
3位:BIGLOBEモバイル
おすすめ度 | ![]() |
月額料金 | データ専用 900円/月 |
通信速度 | A |
機種の豊富さ | S |
BIGLOBEモバイルの魅力はストリーミングサービスが使い放題になる「エンタメフリーオプション」というサービスです。
対象となるサービスは人気のYouTubeやAbemaTVや書籍やゲームなど幅広いアプリが対象となっています。
更にオプションにはなりますが、3分かけ放題プラン・10分かけ放題プランもあります。
ストリーミングサービスの利用でデータ通信料が多い方にはBIGLOBEモバイルがおすすめです!
まとめ:格安sim・格安スマホのメリット・デメリットは?
今回は格安SIMのメリット・デメリットをご紹介しました。
当記事をまとめると、以下のような人には格安SIMをおすすめできるといって良いでしょう!
- キャリアメール「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」は必要がない
- 通話よりもデータ通信で携帯を使用している
- 店舗でのサポートはあまり必要としていない
- 月々のスマホ代金を節約したい!
何を選べば良いか解らない方には、満足度第一位・通信速度が早い・月額料金が安いの三拍子揃ったUQモバイルがおすすめですよ。
格安SIMのデメリットが、あなたのデメリットでないのか一度しっかりと把握してみてくださいね。