「UQモバイルのデータ高速プランってどうなの?」「使えるデータ量が3GBしかないって聞いたけど足りるの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
データ高速プランは多少マニアックなプランではありますが、上手に活用することで、毎月のスマホ代/タブレット代を圧倒的に安く出来ます。
ここでは、UQモバイルのデータ高速プランを使っている筆者が以下のことを解説します。
- データ高速プランはスマホプランとはどのような違いがあるの?
- データ高速プランはどのような人に向いている?
- データ高速プランを賢く使うにはどうすれば良い?
これらの疑問に応えつつ、UQモバイルのデータ高速プランの概要や特徴などを詳しく解説していきます。
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UQモバイルのデータ高速プランの料金・概要
UQモバイルのデータ高速プランの一番の特徴は、月額料金が安いのにデータ通信が非常に速いということです。
これについては後で詳しく解説しますが、大手キャリアから乗り換えた人は料金が5分の1になったのに通信速度は同じくらいだと感じることが多いです。
注意しなくてはいけないのが、データ高速プランは090,080から始まる電話番号を取得できないことです。
ただ、データ高速プランではSMSの受信ができるため、SMS認証が必要なアプリは問題なく利用できるので安心してください。
データ高速プランで音声通話を利用したい場合にはLINE等の無料メッセージアプリや050から始まるIP電話アプリを使うと良いでしょう。
なお、データ高速プランの基本使用料や概要をまとめたものが次の表になります。
月額基本使用料 | 980円 |
データ容量 | 3GB |
通信速度 | 下り最大225Mbps(上り最大25Mbps) |
最低利用期間 | なし |
※3GBの通信量を使い切った後は、通信速度が送受信ともに最大200kbpsに制限されます。
月額980円というのは大手キャリアの方からすると、かなり破格の料金でしょう。
安い料金でストレスなくスマホを使いたいという方はぜひ、 UQモバイルにお申し込みください!
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通信速度が大手キャリア並みに速い
データ高速プランの概要についての確認が済んだところで、続いてはメリットやデメリットなどを確認していきましょう。
まずメリットですが、通信速度が高速で安定している点が挙げられます。
格安SIMは大手携帯キャリアは通信網を借りてサービスを提供していて、限られた通信網を利用者同士でシェアして通信を行っています。
そのため同じ格安SIMの加入者が増えたり、一斉に通信が行われる昼休みの時間帯(12時~13時頃)や夕方の時間帯(18時~20時頃)には極端に速度が低下してしまう傾向があります。
回線混雑時にはデータ容量が十分に残っているのにも関わらず、大手キャリアの通信速度よりも大幅に遅くなることも珍しくないため、回線混雑時にスマホを使うことが多い人には格安SIMは使いにくいとされているのです。
しかしUQモバイルのデータ高速プランは、回線混雑時でも大手キャリア並みの通信速度が安定して出るので、ストレスなくスマホを使いたいという人にはとてもおすすめです!
使えるデータ容量が少ない
一方でデータ高速プランのデメリットですが、毎月利用できるデータ容量が3GBしかない点が挙げられます。
スマホプランであれば、プランSこそデータ高速プランと同様に3GBまでしか高速通信量がありませんが、プランMでは9GB、プランLでは14GBまで高速通信ができるのでスマホをたくさん使う人でも大丈夫んです。
データ高速プランは3GBプランしかないため毎月スマホで大量の通信をする人の場合、容量不足になってしまうことが懸念されます。
しかし、UQモバイルのデータ高速プランはヘビーユーザーには不向きなのかというと、決してそんなことはありません。
UQモバイル データ高速プランのデータ容量不足は少し工夫をするだけで簡単に解消できます。
UQモバイル自体の評判・口コミも知りたいという方はUQモバイルの評判・口コミを解説も併せて読んでみてください!

データ容量の少なさの対策
データ高速プランの容量不足解消の具体的な方法ですが、大きく分けると3種類の方法が挙げられます。
それぞれの解消方法の詳細を詳しく確認していきましょう。
データ容量の節約機能を活用する
最も手軽で無理なくできるデータ容量の節約方法が、節約モードの利用です。
UQモバイルではWEBのマイページや専用のアプリから任意で高速データ通信のオンオフ(ターボ機能のオンオフ)の切り替えが可能となっています。
高速データ通信をオフの状態にした節約モードでは、いくら通信を行っても高速データ容量が消費されることはないので、簡単に通信量の節約ができます。
UQモバイルのデータ高速プランで節約モードをオンにすると200kbpsの速度での通信となります(スマホプランは300kbps)。
200kbpsの速度ではLINEのメッセージの送受信や無料通話などは全く問題なくできますし、ドラクエウォークやポケモンGO(レイドバトルも可)等のゲームも問題なく遊べます。
さらにUQモバイルでは、節約モードがオンの状態や速度制限がかかった状態でも、通信を開始した最初の数秒間は高速通信ができるバースト機能という機能が備わっています。
バースト機能があるおかげでアプリの起動もスムーズにできるので、普通に使うだけであれば問題なく利用できるのです。
なお、節約モードをオンにした状態(200kbps)でできることとできないことの代表例は以下のようになります。
○節約モードがオンでもできること
- LINEのメッセージの送受信や無料通話
- メールの送受信
- ブラウジング
- 音楽のストリーミングサービス
- ポケモンGOやドラクエウォーク
☓節約モードがオンだと厳しいこと
- LINEのビデオ通話
- アプリのダウンロード
- YouTubeの視聴
- 画像が多いサイトの表示
UQモバイルで節約モードをオンにしたい場合には、WEBサイトのマイページにアクセスをするか、専用のポータルアプリを使います。
アプリを使ったオンオフの具体的な切り替えの手順は次のようになります。
- UQモバイルのポータルアプリを起動したら、my UQ mobileのIDとパスワードを設定し、ログインします。
- ログインしたら、画面下のバーを横に動かしてメニューの中から「データ通信を選びます」。
- 表示された画面の「ターボ機能」に注目します。デフォルトでは「高速」となっているのでボタンをタップして「低速」に切り替われば節約モードがオンになります。再び高速通信をしたい場合には同様の手順でボタンをタップして「高速」に切り替わればOKです。
データ高速プランのSIMを2枚申し込む
メインのスマホとは別にもう一台スマホやタブレット、モバイルルーターを持っている場合や、SIMカードを2枚挿すことができるDSDS対応のスマホを持っている場合に有効なのが、データ高速プランの2回線申し込みです。
UQモバイルでは同一名義で最大5回線まで申し込みができるため、データ高速プランを2回線申し込むことで毎月6GBまで高速データ容量が可能となります。
データ高速プランは月額基本使用料が980円と格安なので、2回線申し込みをした場合でも月額1,980円とスマホプランSと同料金で利用できます。
実際に使ってみて3GBでは足りないと思った方は、選択肢の一つとして検討してみると良いでしょう。
データ繰越をして使えるデータ容量を増やす
UQモバイルのデータ高速プランでは、通信量が余った場合にはデータ容量を翌月に繰り越して使用できます。
スマホを使う月が多い月と少ない月がはっきりしている人の場合、スマホの利用頻度が少ない月には意識してデータ容量を節約し、データの繰越を行うことで通信量不足に無理なく対処できます。
極端な例を挙げると、1月には全くモバイルデータ通信を行わなかった場合、3GBがそのまま翌月に繰り越されて2月には6GB分高速データ通信ができます。
UQモバイルでは前月の繰り越し分のデータ容量から優先的に消費されていくので、繰り越したデータ容量が失効してしまう危険性も極めて低いので安心です。
データ通信量を節約するためには、先ほど紹介した節約モードに加えて、公衆無線LANサービスの活用が有効です。
UQモバイルの契約者であれば、会員専用の高セキュリティ公衆無線LANサービスである「ギガぞう」の「フリープラン for UQ mobile」が無料で利用できます。
「フリープラン for UQ mobile」ではWi2 300のベーシックエリアでのWi-Fiが使い放題となるので、節約モードと併用することで無理なくデータ通信量を節約し、翌月に繰り越すことが可能となります。
UQモバイルのデータ高速プランがおすすめな人
UQモバイルのデータ高速プランの特徴を考えると、同プランは次のようなケースに向いていると考えられます。
- タブレットやモバイルルーターを格安で使いたい人
- 通話はIP電話アプリやLINEがあれば十分という人
- 子どもにスマホデビューをさせたい人
以下で詳しく解説します。
タブレットやモバイルルーターを格安で使いたい人
UQモバイルのデータ高速プランは、基本使用料が安い分090や080の電話番号での発着信が不可となっています。
そもそも電話番号での電話に対応していないモバイルルーターやiPadなどのタブレット端末であれば、発着信が不可でも全く問題ありません。
ガラケーやスマホと2台持ちをしているタブレットの利用料金を節約したい場合や、できるだけ安くポケットWi-Fiを利用したい場合にはUQモバイルのデータ高速プランがおすすめです!
通話はIP電話アプリやLINEがあれば十分という人
LINEは広く普及したこともあり、家族や友人との連絡手段はほぼLINEを使っているという人は多いと考えられます。
連絡手段はLINEしか使っていない場合や、090や080の番号を利用しての発着信をほとんど利用していない人にはUQモバイルのデータ高速プランがおすすめです。
その場合、電話番号のあるスマホプランでは維持費がもったいないため、スマホプランSの半額の月額料金でスマホが持てるデータ高速プランの方が合理的でしょう。
データ高速プランではSMS認証ができる番号が付与されるので、LINEの登録は問題なくできます。
また、SMARTalkやMy050などのIP電話アプリに登録をすれば月額基本使用料が無料で050から始まる電話番号の取得ができるので、待受専用の番号を確保しておきたい場合も安心です。
子どもにスマホデビューをさせたい人
子どもが1人で塾に通っているなど、子どもの安全確認のためにスマホデビューをさせたいと考えている人は多いでしょうが、そんな場合にもUQモバイルのデータ高速プランはおすすめです。
先程も紹介しましたが、データ高速プランはLINEの登録は問題なくできるので、LINEで子どもとの連絡は全く問題なくできます。
また、UQモバイルでは見守りサービスとSNSによるイジメなどの予防に役立つセキュリティサービスがセットでお得に利用できる「家族見守りパック」というオプションや、有害情サイトやアプリから子供を守る「あんしんフィルター」というオプションの取り扱いがあります。
「家族見守りパック」のオプション料金は月額380円ですし、「あんしんフィルター」は無料で利用できるため、データ高速プランの基本使用料と合わせても月額わずか1,280円で済みます。
スマホプランSよりも安いので、家計への負担を最小限にしつつ安心・安全に子どものスマホデビューさせたい人は、ぜひUQモバイルのデータ高速プランにお申し込みください!
まとめ:UQモバイルのデータ高速プランについて
UQモバイルのデータ高速プランは、090や080の電話番号での発着信には非対応ですが、その分UQモバイルのプランの中では最も基本使用料が安いので、電話番号は不要だから安くスマホを持ちたいという人や、タブレットを安く使いたい人などにおすすめのプランです。
通信速度が高速で安定しているので、速度が低下しやすい12時~13時前後の時間帯でも安心して使えますし、節約モードなどを上手に活用することで3GBの通信量でも大きな問題なく利用できます。
また見守りサービスなどのオプションも充実しているので、子どもや年配の方向けに安くて安全なスマホサービスを探している人にも強くおすすめできます。
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